AGONISTSは、2014年に発足した長野市周辺、北信（長野県北部）地域の若手医師の勉強会です。
長野中央病院後期研修医の原田侑典医師（現 獨協医科大学総合診療科）が中心となって結成されました。
AGONISTS(アゴニスト)とは、All Generalist Open network of Nagano area Interesting Step up Training Seminar の略です。 さらに、研修医や若手医師の成長、学びを「後押し」、「活性化」するという意味も込められています。
定期的に外部講師の先生を招いて勉強会を開催しています。 ICLSは日本救急医学会策定の医療従事者向けの救急蘇生講習会です。
当院では年2回、ICLSコースを開催しています。初期研修医は原則、1年目の上半期に開催されるコースを受講することとしており、その後の救急研修、当直研修へ向けたステップとして位置づけています。

＜参考＞日本救急医学会　ICLS

JMECCは日本内科学会によって策定された医師向けの救急蘇生講習会です。年1回、当院にてJMECCを開催しています。
認定内科医試験の受験資格要件としてJMECC受講が課されています。また、2018年からの新専門医制度においては、内科専門研修プログラムの基幹型病院での開催、および内科PG専攻医の受講が求められています。当院では2015年より飯田市立病院のご協力を得て自院にて開催しています。 ＜JMECC開催実績＞

回	日時	会場	受講者数
第1回	2015年12月20日	長野中央病院 研修ホール	5名
第2回	2017年2月5日	長野中央病院 研修ホール	10名
第3回	2018年2月18日	長野中央病院 研修ホール	5名
第4回	2019年3月3日	長野中央病院 研修ホール	5名
第5回	2019年9月1日	長野中央病院 研修ホール	6名
第6回	2020年9月12日	長野中央病院 研修ホール	6名

＜参考＞日本内科学会　JMECC 年4回、長野市中央消防署の皆さんをはじめとした市内救急隊の皆さんとの合同症例検討会を開催しています。
回テーマを絞り、1～2例の症例について救急隊・看護師・医師それぞれの職種の視点から対応についてディスカッションしながら考えます。
初期研修医は毎回”医師チーム”として上級医と参加。日頃の救急研修の成果が試されます。

研修医ルームは医局内にあり、1年目～3・4年目までの初期・後期研修医が席を並べています。
出入り口とルーム内には電子カルテが設置してあります。症例の相談をしていると自然と上級医も集まってきます。
毎月1回、初期研修医同士で集まり、現在の研修状況や研修改善の項目について話し合っています。
ここで出された改善意見は指導医会議などで共有され、次の研修に生かされます。
若手医師（1～7年目）で集まり、学習会や懇親会を行っています。
日頃の研修や、将来の進路について相談し合っています。

年間を通して20コース以上ある職員旅行から、好きなコースを選んで行くことができ、研修医同士や同期の他職種のスタッフと束の間の休息です。
海外旅行や持ち込み企画（登山、釣り、ゴルフなど）もあり、充実しています。