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研修の特色 研修システム
医師養成の基本的な考え方 研修システム 専門研修
オリエンテーション
相手の立場で理解する力を養う
 期間:1年目4月
 患者体験、他職種体験、診療所体験、老人保健施設体験など、約1ヶ月かけて行います。
スタッフと
「患者さんの立場」、「チーム医療」等と言葉の上では理解しているつもりでも、実際の体験を通じて実感を深める事は大切です。実際に患者役となって入院体験をしたり、他職種の仕事を体験することは、患者さんの置かれた立場を理解し、コ・メディカルスタッフと適切な関係を築いていく上で非常に重要と考えています。
導入期研修
ムリの無い離陸
 期間:1年目5月〜7月総合内科病棟
 1年目研修医が、基本的な臨床スキルを身につける前に、各病棟でローテーション研修を開始する事は、研修医にとっては
導入期研修
非常に大きな負担となります。 そこで当院では、1年目の5〜7月の3ヶ月間の内科研修期間を「導入期研修」と位置付けています。この期間、1年目研修医は全員が総合内科病棟の配属になります。まずは、基本的な医療面接、身体診察、カルテ記載、手技、文献検索の仕方などを学びます。ここで同時期に受け持つ患者数は、最大3〜5名となっています。
頼れるシニアレジデント 屋根瓦方式
 導入期研修の期間は、専任で3〜5年目の医師が1年目研修医の直接の相談、指導にあたります。当院ではこの専任の医師を「シニアレジデント」と呼んでいます。研修医の相談相手として位置づけられており、いつでも、なんでも相談できる存在となっています。また、病棟医長、スタッフ医師が指導医として関わり、屋根瓦方式の研修を実践しています。
外来研修
外来研修
期間:1年目10月〜 週1回 
 ローテーションしている科にかかわらず、毎週1回、継続して外来診療の研修を行っています。(昼間の一般内科外来)看護師の予診の内容で、指導医が適当と判断した患者さんの診察を行います。研修医の診察中は、隣室で指導医が診察の様子をモニターしています。検査や投薬、病状説明は、一旦指導医と相談、確認の上で行います。外来研修終了後に研修医、指導医らが集まり、振り返りディスカッションを行っています。また、年に1回、外来看護スタッフを交えて外来研修まとめのカンファレンスを開催しています。
また、SP研修(模擬患者研修)も実施しています。模擬患者役は、医療生協のSP講習会を受講した地域の組合員さんに担当して頂いています。
当直研修
当直研修
期間:1年目6月〜
 1、2年目の研修医だけで救急外来や当直外来を任される、というような事はありません。段階を踏んで当直帯の研修を行っています。まず、机上で各科の指導医による当直帯の初期対応を中心とするクルズスがあります。はじめは看護師の処置の手伝いから始まり、副当直、やがては当直の独り立ちと、段階を踏んで最終的には自信を持って出来るようにサポートしていきます。また、どの科の医師ともコンサルトがとりやすい環境も重要です。
プライマリ技術研修
 将来、プライマリケア・臨床医として、幅広い仕事をしていく事を考えた場合、求められる技術の基本を習得するための研修です。毎週1回継続的に行っています。
●腹部超音波/期間・・・1年目8月〜 週1単回
●上部消化管内視鏡/期間・・・1年目8月〜 週1回
 指導医立ち会いの下で、上部消化管内視鏡の基本的な操作・手技の獲得を目指します。
この他、毎週水曜日の夕方、消化器科内視鏡読影会が開催され、研修医も参加しています。
カンファレンス
カンファレンス
期間:1年目6月〜
 1、2年目の研修医だけで救急外来や当直外来を任される、というような事はありません。段階を踏んで当直帯の研修を行っています。まず、机上で各科の指導医による当直帯の初期対応を中心とするクルズスがあります。はじめは看護師の処置の手伝いから始まり、副当直、やがては当直の独り立ちと、段階を踏んで最終的には自信を持って出来るようにサポートしていきます。また、どの科の医師ともコンサルトがとりやすい環境も重要です。